開幕までは紆余曲折もあり、またコロナ禍ということもあって開催についてさまざまな議論があった東京オリンピック2020大会ですが、8月8日に無事閉幕を迎えました。そこで、東京オリンピック2020大会の開催について振り返ることを目的に地域SNS「ピアッザ」ユーザーを対象に調査を実施しました(有効回答数1,434)。
※調査実施(2021年8月17日)時点のデータです。
東京オリンピック開催については43%が「満足」、27%が「不満」に感じており、「どちらともいえない」も30%
東京オリンピックが開催されたことついて聞いたところ「満足・やや満足」が43%、「不満・やや不満」が27%となりました。
東京オリンピックの原則無観客開催については47%が「満足」、24%が「不満」に感じており、「どちらともいえない」も28%
東京オリンピックが一部を除いて無観客で開催されたことついて聞いたところ、「満足・やや満足」は47%、「不満・やや不満」は24%となりました。
開催前から注目していた競技トップは「水泳」で24%、次いで「野球・ソフトボール」「卓球」
東京オリンピック開催前から注目していた競技について聞いたところ、トップは「水泳」で24%、次いで「野球・ソフトボール」21%、「卓球」18%、さらに「体操」「サッカー」「柔道」「陸上」と続く結果となりました。
東京オリンピックの競技は78%が観戦、新競技「スケートボード」「スポーツクライミング」に注目が集まる
東京オリンピックの競技を一度でも観戦したかについて聞いたところ、78%が「観戦した」という結果となりました。
「観戦した」と回答した方へ観戦して興味を持った、またはやってみたくなった競技について聞いたところ、「スケートボード」がトップで24%、次いで「スポーツクライミング」16%、「卓球」11%となり、新競技の「スケートボード」と「スポーツクライミング」が大きく注目を集める結果になりました。
また、「観戦した」と回答した中でお子さんをお持ちの方に、お子さんに勧めてみたくなった競技について聞いたところ、「水泳」がトップで19%、次いで「スケートボード」13%、「スポーツクライミング」11%という結果になりました。
開会式は80%、閉会式は64%が視聴、双方とも不満が満足を上回り、閉会式のほうが満足度はやや低い
開会式/閉会式をテレビやインターネットで視聴したかについて聞いたところ、部分的な視聴も含めると開会式は80%、閉会式は64%が視聴したと答えました。閉会式と比較すると開会式の注目度がより高かったことがわかります。
また、「全体を通して観た・部分的に観た」と回答した方に開会式/閉会式の満足度をそれぞれ聞いたところ、開会式は「満足・やや満足」が32%、「不満・やや不満」が40%、閉会式は「満足・やや満足」が21%、「不満・やや不満」が46%でした。双方とも不満が満足を上回り、閉会式の満足度のほうが比較的低い結果となりました。
東京オリンピックにかかった費用については71%が不満に感じており、満足は4%
東京オリンピックにかかった費用について満足度を聞いたところ、「不満」が53%で過半数となり、「やや不満」も含めると71%が不満に感じており、満足しているのはわずか4%であることがわかりました。
東京オリンピックの仮設施設は、64%が一部恒久利用も検討すべきだと考えている
東京オリンピックの仮設施設の今後について聞いたところ、64%が「一部は恒久利用も検討すべき」だと考えていることがわかりました。
73%が東京オリンピック開催は新型コロナウイルス感染拡大に影響したと考えている
東京オリンピック開催が新型コロナ感染拡大に影響したと思うかについて聞いたところ、51%が「影響した」、22%が「やや影響した」と考えていることがわかりました。「あまり影響していない」は11%、「影響していない」は5%、「どちらともいえない」が11%という結果になりました。
日本は今後もオリンピック開催地に「立候補すべき」37%、「立候補すべきでない」35%
日本は今後も機会があればオリンピック開催地に立候補すべきかについて聞いたところ、37%が「立候補すべき」、35%が「立候補すべきでない」、29%が「どちらともいえない」と、意見が割れる結果となりました。
調査概要
【調査期間】
2021年8月16日〜8月17日
【調査方法】
インターネット調査法
【調査対象】
地域SNS「ピアッザ」ユーザー
【有効回答数】
1,434