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2021.11.17

伝統と新しさが融合する、日本橋という魅力的な街をまるごと楽しんでほしい――日本橋の商業施設「COREDO室町」の思い

東京・日本橋で働く人たちを中心に人気の商業施設「COREDO室町」。コロナ禍がきっかけとなって定着しつつあるリモートワークによる影響や、これから意識的に取り組んでいきたいポイントについて、COREDO室町を運営する三井不動産商業マネジメントの小松 慶さん、前田 聡美さんにお話を伺いました。

※新型コロナウイルスの感染拡大リスクに十分配慮のうえ取材を行いました。

COREDO室町

5つの施設からなる東京・日本橋の都市型商業施設。日本橋の歴史が宿る老舗店舗から、人気店の新業態など新しさを取り入れた店舗までが揃っている。

日本の「古き良き」を残しながら、蘇らせながら、創っていく

COREDO室町は2010年10月、東京・日本橋に開業した都心型商業施設です。COREDO(コレド)とは「CORE + EDO」からなる造語で、江戸・東京の中心で「残しながら、蘇らせながら、創っていく」をコンセプトに官・民・地元が一体となり始動した「日本橋再生計画」の一翼として日本橋の賑わいを創出しています。

三井不動産商業マネジメント 前田さん
三井不動産商業マネジメント 前田さん

日本橋といえば、江戸の時代から続く老舗もたくさんあるような非常に歴史ある街です。私たちも地元の飲食業組合に入らせていただいて、街の諸先輩方のご意見を伺いながら、街のイベントにもできるだけ積極的に参加させていただくなど、地元のお店とのコミュニケーションの部分はとても大切にしています。

私たちもCOREDO室町全体としてこの街を活性化していきたいと思っていますし、施設に出店いただいている店舗の皆さんも街としての「日本橋」をすごく意識されていると思います。そういう細かい意識の積み重ねをこれまで10年以上続けてきていますし、それをこれからさらに加速していきたいと考えています。

歴史が宿る老舗店舗から、人気店の新業態まで。双方の魅力を同時に味わえる商業施設

大きく5つの施設で構成されるCOREDO室町。2010年、1番目に開業した「COREDO室町1」は、日本橋の老舗など飲食店舗を中心に展開しており、日本橋にお勤めの方によくご利用いただいています。COREDO室町のコンセプトは「日本を賑わす日本橋」なのですが、建物自体も江戸や日本の昔ながらのモチーフ――家紋や暖簾など――を随所に反映した作りとなっています。

最初にオープンした「COREDO室町1 」
最初にオープンした「COREDO室町1 」
COREDO室町の随所に見られる和モチーフのあしらい
COREDO室町の随所に見られる和モチーフのあしらい

2014年3月には「COREDO室町2、3」が開業しました。

「COREDO室町2」には日本橋エリア初のシネコンである「TOHOシネマズ 日本橋」が入っているのが最大の特徴です。地下は食物販の店舗を中心に展開、ライブ感あふれるイートインを併設した店舗も多数入っています。付近にお勤めの皆さまにお土産としてテイクアウトしていただくことが多いですね。1階は鰹節専門店にんべんのレストラン業態「日本橋だし場 はなれ」や、フレンチレストランの「ラ・ボンヌターブル」、土日には行列もできる芋けんぴの「日本橋 芋屋金次郎」など、バラエティに富んだラインナップになっています。

バラエティに富んだラインナップの「COREDO室町2」
バラエティに富んだラインナップの「COREDO室町2」
日本橋エリア初のシネコン「TOHOシネマズ 日本橋」
日本橋エリア初のシネコン「TOHOシネマズ 日本橋」

「COREDO室町3」については1や2とは異なり、アパレルや雑貨の店舗を中心に、日本の古き良きものと、新しい特徴のあるものを織り交ぜて取り扱っています。COREDO室町というと「飲食を楽しむ」といったイメージが強いかもしれませんが、若い女性のお客さまにもショッピングをお楽しみいただけるよう、館内は明るめの空間設計・デザインになっていたりしますので、そのあたりにも注目していただけると嬉しいですね。

アパレルや雑貨も取り扱う「COREDO室町3」
アパレルや雑貨も取り扱う「COREDO室町3」
明るめの空間設計の「COREDO室町3」
明るめの空間設計の「COREDO室町3」

また、日本橋三井タワー地下1階には「COREDO室町タワーダイニング」というゾーンがあります。ここにはカジュアルにお楽しみいただきやすい、比較的リーズナブルな飲食店が多数入っています。

ランチタイムに賑わう「COREDO室町タワーダイニング」
ランチタイムに賑わう「COREDO室町タワーダイニング」

2019年にオープンした最も新しい「COREDO室町テラス」は、その象徴となる屋外の大屋根広場が印象的です。椅子やテーブルもたくさん設置されていますので、平日の晴れた日や気候のいい季節にはここでお仕事をされる方もいらっしゃいますし、テイクアウトなどでランチを楽しまれている姿もよく見かけます。土日にはお子さま連れのファミリー層のご利用も増えてきましたね。

大屋根広場が印象的な「COREDO室町テラス」
大屋根広場が印象的な「COREDO室町テラス」

2階には台湾から日本初出店となった、書店を中心とした“くらしと読書のカルチャー・ワンダーランド”「誠品生活日本橋」があり、ワンフロアで台湾の雰囲気を楽しんでいただくことができるようになっています。

COREDO室町テラス2階の「誠品生活日本橋」
COREDO室町テラス2階の「誠品生活日本橋」

地下1階は飲食ゾーン、1階は飲食ゾーンと物販ゾーンに分かれています。

日本初出店のピッツェリア「Gino Sorbillo Artista Pizza Napoletana」や、開業当時は道外初出店だった「フェルム ラ・テール 美瑛」など、日本初や関東初といった“初物”のお店が多いこともCOREDO室町テラスの特徴のひとつです。

今後を見据えた顧客ターゲットの転換が必要なタイミング

COREDO室町はオフィスビルの足元にある商業施設ですので、日本橋にお勤めの皆さまを中心にランチやディナーを楽しんでいただくことを意識した展開になっています。しかし新型コロナウイルスの感染拡大にともなう緊急事態宣言発出の影響で、昨年の春ごろから日本橋の企業にも在宅などのリモートワークが一気に広まりました。たくさんの大手企業が本社を構えるこの日本橋というエリアは、おそらく日本の中でもリモートワークへの移行が最も早かった地域のひとつなのではないかと思います。

お勤めの方が街からあっという間に消えてしまった日本橋において、メインターゲットをこのまま「日本橋で働く人」に絞っていたのではお客さまを取り込めなくなる。だからといって、外出をなるべく制限しましょうというご時世に「ぜひ日本橋にお越しください」という言い方もしづらい……そこにはとても歯がゆさを感じていました。

三井不動産商業マネジメント 小松さん
三井不動産商業マネジメント 小松さん

その後、1回目の緊急事態宣言が解除された昨年の夏から秋にかけては、日本橋の街にも働く人たちが一時的に戻ってきましたので、その頃はそういった方々をターゲットとした施策も再開してはいました。ただ、一度経験したリモートワークという新しい働き方は、たとえこれからコロナが収束していったとしてもある程度定着していくのだろうという思いもあります。

そういう意味では、これからはやはり土日を中心とした来街者、特にお子さま連れのファミリー層などもターゲットとしてより強く意識していかなければと感じています。日本橋というと「大人の街」「働く人の街」といったイメージが強いですが、お子さま連れでも楽しんでいただけるお店もたくさんありますし、意外かもしれませんが「福徳の森」など自然豊かなスポットもあるんです。そういった面をこれまで以上にしっかり発信していかなければなりませんね。

お子さま連れでも日本橋を安心して楽しんでいただけるように

ファミリー向けの施策としましては、「日本橋案内所」(COREDO室町1の地下1階)というインフォメーションセンターにて、今年の夏から「ベビカル」というベビーカーのレンタルサービスを実施しています。

日本橋案内所
日本橋案内所

COREDO室町は東京メトロの三越前駅やJR東日本の新日本橋駅とも直結していて、公共交通機関の利便性が非常に高いロケーションなんです。とはいっても、東京の混雑した電車にベビーカーを押して乗車するのはなかなか大変なことですよね。そこで、現地でベビーカーが借りられるようになれば、気軽にお子さんを連れてお越しいただいて、お食事やお買い物を楽しんでいただけるのではないかと考えたわけです。

これ以外にも施設の中に授乳室やオムツ替えスペースを整備するなど、小さなお子さまがいても安心して楽しんでいただけるような設備も整えていますので、そういった情報も積極的に発信していきたいと思っています。

COREDO室町を知らない人にはインスタで、知っている人にはピアッザで

情報発信といえば、ピアッザの他にもCOREDO室町では公式インスタグラムなども活用しています。インスタについてはビジュアルの統一感など見え方を意識して、こんな素敵なお店があるよ、こんな楽しいイベントがあるよといったことを紹介しています。

一方ピアッザでは元々COREDO室町を知ってくださっている地元の方に向けて、インスタでは紹介しきれないような新しいメニューや期間限定のキャンペーンなど、より詳細かつ新鮮な情報で、近隣の皆さんに「今日COREDO室町にちょっと寄ってみようかな」と思っていただくきっかけになるような発信を意識しています。

ユーザーによる投稿。桜の季節には特等席情報も
ユーザーによる投稿。桜の季節には特等席情報も

私たちの投稿に気軽にコメントをくださるのはもちろん嬉しいのですが、ピアッザのユーザーさんには「今日はCOREDO室町に行きました、行ったらこんな案内がありました」と写真付きでわざわざ投稿してくださる方が多くて、本当に嬉しいな、ありがたいなといつも思っています。

タイアップ企画やアニバーサリー企画などで新しい客層を取り込みたい

この9月には日本橋を会場としてPCブラウザ&スマホアプリで展開している「刀剣乱舞-ONLINE」のサービス開始六周年を記念したイベント「現世遠征 都結び」とのタイアップ企画が開催され、COREDO室町の一部店舗でも特別メニューやグッズなどを展開しました。COREDO室町でアニメやゲームといったキャラクターとタイアップすることはこれまであまりなかったのですが、こういった企画は今までCOREDO室町にお越しになることが少なかった新しい客層を取り込むチャンスだと思っています。

また、9月27日にはCOREDO室町テラスが2周年、そして10月の終わりにはCOREDO室町1が11周年――1が11周年で「111」なんです――を迎え、10月から11月にかけてはアニバーサリー月間として大屋根広場を装飾したり、館内を回遊していただけるようなプレゼントキャンペーンをご用意しました。

この冬は街のイルミネーションとも上手く連携しながら、COREDO室町単体ではなくて、日本橋という街の魅力を積極的に発信していきたいと思っています。

施設では、新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた様々な取組みを実施しています。お客様には安心してお買物・お食事をお楽しみいただくため、感染症対策にご留意いただいたうえで、魅力あふれる冬の日本橋にぜひ足を運んでいただき、その中の一部としてCOREDO室町も一緒に楽しんでいただけると嬉しいですね。

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