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2021.04.08

東日本大震災から10年、災害時の情報収集手段はマスメディアからSNSへ移行

2021年3月11日で東日本大震災発生から10年が経ちました。そこで、この10年間で人々の生活がどのように変化し、それに応じて防災意識や防災対策にどのような変化があったのかについて明らかにすることを目的に、地域SNS「ピアッザ」ユーザーを対象に調査を実施しました(有効回答数1,309)。

生活環境の変化について

東日本大震災から10年間に、回答者の約半数が結婚や転居、出産を経験

東日本大震災の発生から10年間での生活環境の変化について聞いたところ、「子どもが生まれた」がトップで51%を占めました。次いで「転居した」が50%、「結婚した」が46%となりました。

この10年の間に回答者の約半数が結婚や転居、出産といった大きなライフステージの変化を経験しているということがわかりました。

災害時に最優先で守りたい対象、10年前トップは自分自身、現在トップは子ども

災害が発生した際に最優先で守りたい対象がこの10年でどのように変化したかについて聞いたところ、10年前は「自分自身」がトップで62%という結果になりました。次いで「子ども」が19%、「親」が10%、「配偶者」が7%の順でした。

しかし、現在ではトップが入れ替わって「子ども」が64%に。次いで「自分自身」が17%、「配偶者」が10%、「親」が6%という順になっています。

この10年におけるライフステージの変化(結婚や出産)を反映する結果となりました。

災害時に最も頼りたい対象、10年前トップは親、現在トップは配偶者

災害が発生した際に最も頼りたい対象がこの10年でどのように変化したかについて聞いたところ、10年前のトップは「親」で44%、次いで「自分自身」が23%、「配偶者」が22%の順でした。

しかし、現在では「配偶者」が55%でトップとなっており、「自分自身」が21%、「親」が8%という結果になりました。こちらも震災当時まだ幼く親の庇護を受けていた人の多くが、この10年で成長し、結婚したという事実が反映される結果となりました。

いざという時に助け合えるご近所付き合い、83%が「必要だと思う」

災害発生時など、いざという時に助け合えるご近所付き合いについて聞いたところ、「必要だと思う」と答えた方が83%を占める結果となりました。逆に「必要だと思わない」と回答する方は4%にとどまりました。

災害時の情報収集手段について

災害時の情報として最優先する情報収集手段、10年前トップはマスメディア、現在トップはSNS

災害時の情報として最優先する情報集手段については、10年前のトップはテレビや新聞、ラジオなどの「マスメディア」で60%、次いで「Webメディア・ニュースアプリ」で13%となりました。

一方、現在の情報収集手段としては「SNS」が台頭、41%でトップとなっています。次いで「Webメディア・ニュースアプリ」が30%、「マスメディア」は18%にとどまりました。

また、現在の災害時における情報収集手段を年代別で比較した場合では、30代以下は「SNS」の優先度が46%となり、全体の結果と比較するとその傾向がより顕著に現れました。また、40代以上では「Webメディア・ニュースアプリ」が38%となり、最優先する手段のトップが異なるという結果になりました。

災害時の情報源として82%がSNSを信用、この10年で信頼性向上は向上

災害発生時の情報源として82%がSNS情報を「信用できる」としており、その背景として、この10年でSNS情報の「信頼性が向上した」と53%が回答しています。

また、SNS情報の発信元として信頼できるのは「公的機関」が83%、「報道機関」が45%、「知り合い」が28%となりました。

調査結果からもわかるように、震災からの10年間で災害時の情報取得手段は大きく様変わりしました。

今や災害時の情報として最も優先される情報集手段となったSNSですが、TwitterやFacebookが日本に登場したのは2008年のこと。2011年当時はまだまだ一般に普及している状況ではなく、災害時の情報収集手段として適当ではありませんでした。

現在では多くの方が利用しているLINEに至っては、この時にはまだ存在すらしていませんでした。震災時に大切な人と連絡がとりづらかった経験から誕生したのがLINEというサービスである、というのは有名な話ですね。

防災意識の変化について

世の中の震災に対する記憶は薄れつつあり、防災意識も忘れがちだが、自分自身は世間一般よりも意識が高いと認識

震災から10年という月日が流れ、46%が「震災に対する記憶は薄れつつあり防災意識も忘れがち」であると回答しました。しかし、世間一般の印象では56%がそうであると回答しており、世間一般と比較すると、自分自信は意識を高く保てていると認識している傾向が見られました。

調査概要

【調査期間】

2021年3月10日

【調査方法】

インターネット調査法

【調査対象】

地域 SNS「ピアッザ」ユーザー

【有効回答数】

1,309



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